2020.11.02

災害時に避難所の混雑可視化に活用。福島県郡山市の249施設に、混雑状況をリアルタイムに伝える「VACAN」を提供開始

AIとIoTを活用してあらゆる空き情報を配信するスタートアップ、株式会社バカン(東京都千代田区、代表取締役:河野剛進)と福島県郡山市(市長:品川萬里)は2020年10日30日、災害発生時における避難所の混雑情報配信に関する協定を締結いたしました。現在対象となる市内の避難所は計249か所(令和2年10月協定締結の指定避難所を除く)で、配信はバカンが提供するリアルタイム空き情報配信プラットフォーム「VACAN」を通じて行われ、インターネット上で確認ができます。

■本協定と混雑情報の配信について

本協定では、郡山市が災害発生時に避難所を開設する際、バカンが避難所のリアルタイム混雑情報配信を行うインターネットサービスを提供します。現在対象となる避難所は計249か所(令和2年10月協定締結の指定避難所を除く)です。配信は、バカンが提供するリアルタイム空き情報配信プラットフォーム「VACAN(バカン )」を利用して行われます。VACANには、マップ上で近くの施設等の空き・混雑状況を一覧できる「VACAN Maps」(https://vacan.com)という機能があり、避難される方はこのVACAN MapsにPCやスマートフォン等でアクセスすることで、各避難所の位置や混み具合を確認することができます。混み具合の情報は、各避難所の職員がインターネット上の管理画面から操作することで更新します。表示は、「空いています」「やや混雑」「混雑」「満」の4段階です。

 

 ■本協定の背景

郡山市は2019年10月の令和元年東日本台風の際、市内全体で床上浸水約6,700件などの大きな被害が発生いたしました。そのときの経験を元に、同市は防災に大きく力を入れており、高齢者の方も含め全住人の方が安全に避難できる計画の策定や街づくりの方針の見直しをおこない、「防災コンパクト先行モデル都市」にも指定されています。
またコロナ禍においては、感染拡大防止のために人と人との間に距離を確保する社会的距離(ソーシャルディスタンス)などが求められていますが、これは災害時に開設される避難所でも例外ではなく、距離の確保や体調不良者のゾーニングなどが重要になります。一方で、そうした状況下においては各避難所の収容可能人数が従来と比べ少なくなる可能性があり、一部の避難所に人が集中することを避け、分散して避難をすることが必要になります。
今後いつ起こるかわからない災害への備えとして今回VACANを導入することにより、ソフト面からより一層の同市の防災能力の向上を図ります。今回の取り組みは、避難される方や遠方にお住まいのご家族の方がリアルタイムに混雑状況を確認できるようにすることで、分散避難を考慮して安心して行動できる環境づくりを図るものです。

 

■協定締結式について

今回の協定について、テレビ・Web会議システムにより締結式を実施しました
日時:10月30日(金)11:00 
場所:郡山市役所

 

■郡山市について

市長:品川萬里
人口:330,690人(2020.10.1現在)
HP:https://www.city.koriyama.lg.jp/
市役所所在地:〒963-8601 福島県郡山市朝日一丁目23-7

 

■株式会社バカンについて

代表取締役:河野剛進
設立:2016年6月
HP:https://tw.vacan.com
本社所在地:東京都千代田区永田町2丁目17−3 住友不動産永田町ビル2階
 バカンは経済産業省が選定する官民による支援プログラムJ-Startup 2019選定企業です。IoT、AIを活用してあらゆる空席情報を収集し提供。レストラン街やカフェ、トイレ、会議室、社員食堂などの空き状況をセンサーやカメラで自動検知し、デジタルサイネージやスマートフォンに配信するサービスを提供しています。

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